ブログでちらっと書いていたように、また知人に吹聴していたのだが、来週からミャンマーの調査旅行を予定していた。それも、できればタイから陸路で入り、オリジナリティーをとの算段だった。
この壮大な計画が、今朝5時過ぎに入った短いCメールで吹き飛んでしまった。
予感があったのかもしれない。目が覚めると、辺りがうっすらとしていた。時計を見ると5時過ぎだった。「起きて、旅行の前に急ぎの仕事を仕上げないと」と思っていると、メールの入った音がした。
「緊急だと電話、メールだと急ぎではないし、迷惑メールかも」と思いつつも気になるので、しばらくして確認すると、母親が自分で救急車を呼んで入院したとの妹からの連絡だった。妹は真夜中に病院から呼び出されたらしい。妹の家は近くではないが、車であれば時間がかからない。
病名はともかく、妹によると、下手すれば命取り、年齢からして手術しない方がいい、しばらく病院で安静にして様子見とのことだったらしい。この入院が旅行直前だったものだから、母親をほったらかしにして、しかもすべての面倒を妹にかぶせるわけにいかない。そこで、ミャンマーは苦渋の末に中止というか、延期とした。しばらくして母親が落ち着けば、再度挑戦したいと思っている。
家内に言わせると(実は僕もそう思っていたのだが)、昨日、信越化学の金川さんが母親と同じ大正15年生まれだと書いたのがいけなかったのかもしれない。
その大正15年はトラ年である。というわけで、母親と僕とは親子トラ。ではあるが、母親はA型であり、僕とは違う。母親は12月生まれだから陰のトラか。一番性質が悪いかもしれない。
いずれにしても、年老いたトラだから、長くはないだろう。残念ではあるが(何が?)、こればっかりは成り行き任せ以外、どうしようもない。
2015/03/19