川北英隆のブログ

今日も鴨川を歩く

昨日に続いて今日も花を観察しに鴨川を歩いた。夕方まで暖かな一日だったので、桜の開花が進むものと思っていた。残念ながら、そこまで季節の進行は早くない。とはいえ楽しい散策だった。
鴨川で(四条から荒神橋付近にかけ)ほとんど見ない春の象徴とは何か。それはツクシである。これまで、鴨川でツクシを見つけたという記憶はない。それを今日見つけた。川床に溜まった砂地にあった。何故、通常の鴨川の土手にツクシが育たないのかはよくわからないが、とにかくツクシを見つけたことに変わりない。記念の写真をアップしておく。
二条大橋の近くのユキヤナギの白い花の下では、主が引っ越し、取り残された三毛猫が暖かな西からの日差しを浴びて居眠りしていた。今年の冬をようやく越せたという安心感からだろうか。しかし、二条大橋も大分傷んでいる。今年の冬の御池大橋の補強工事が終われば、次は冬は二条大橋の番のように思う。橋の裏の傷んだ箇所にチョークでいろいろと書き込みがあった。
京都に猫への餌やり禁止条例が成立したとか。荒神橋の猫の楽園も大きな木も消えた。鴨川から猫の天国が消えるように思える。でも、二条の橋の下の猫は、元はといえば「飼い猫」である。橋の下から立ち退いた元の飼い主が定期的に通っている間は(今も通っているようだから)大丈夫だろう。そう思っている。
鴨川のツクシ.jpg

2015/03/22


トップへ戻る