川北英隆のブログ

日本と中国の社会主義対決2

昨日の続きという程の続きではない。早稲田の上村達男氏(教授と書かないといけないかな)のことと、その関連のことを思い出したので、少しだけ記録しておきたい。
上村氏とははるか昔のいつか、どこかで面識があった。もう記憶のかなたで思い出せない。そんな上村氏と10年少し前だったと思うが、青山界隈で会った(飲んだ)ことがある。昨日のブログの対象記事、日経・経済教室にさりげなく登場していた「日本取締役協会」の関係で集まった。
曖昧な記憶を少し手繰り寄せると、その青山の会合で初めて名刺交換したようにも思う。ということは、その以前の面識は、少し大きな研究会か何かに上村氏と僕とが名前を連ねていたためだろうか。大学を退職するとき、「業績一覧」(大そうな名前だが)をまとめることがほぼ必然的に要請される。その時には上村氏との関係が明らかになるだろう。
日本取締役協会とは、その設立に一役買って専務を務めた(今は会から離れている)Y氏によると、経団連に対抗するため(それへの批判がベースとなり)設立された団体である。コーポレートガバナンスが設立の発端でもあると、僕は理解している。
そのY氏のブレーンというか、理論的支柱の一人として上村氏が位置づけられていたのだろう。僕はというと、Y氏と、今から遡ること25年以上前から面識があるので(具体的なきっかけは忘れたが、ある用件でY氏を訪問したことは鮮明に覚えている)、ついでに上村氏とともに青山界隈に呼ばれたのだろう。
それだけのことではあるが、上村氏の主張にはその会合の前後から注目していた。当時の日本取締役協会というか、Y氏かもしれないが、上村氏と共同で主張していた公開会社法の構想が日の目を見ないでいることも、一昨日の経済教室の論調に大きく影響している。
いずれにせよ、公開会社法があれば、日本は社会主義への道から方向転換できるかもしれないと思ったりする。

2015/04/04


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