川北英隆のブログ

京都の店・たこ焼き雑感

最近の京都は(昨年の今頃からか)、観光客が多い。それも西洋系が(蔑視ではなく、際立てるだけの目的で「ご免なさい」と思いつつ書くと、いわゆる毛唐が)多い。当然、B級グルメの店も流行る。
外人がラーメン店に入っているのをよく見かける。前に書いた外人好みの寿司は高級なのか。そんな外人もさすがに知らないだろうB級グルメがありそうだ。
僕として好きなB級グルメは、たこ焼き、お好み焼きである。お好み焼きは家の昼飯の定番なので、外で食べることは少ない。これに対し、たこ焼きは家で作らない(道具がない)。そこでどうしても買ってくる。
東京生活での不満の1つが、たこ焼きの美味い店がなかったことである。「Gだこ」なる店が立川にできたとき、食べたことがある。しかし、関西のたこ焼きには圧敗だと思ったし(それでも、僕は適応範囲が広いので、まあまあ食えるかなと思っていたのだが)、B型にして厳格なカミさんは「食えたもんやない」風の評価を下した。
そうであるから、関西に戻って最初に感動したのが、「たこ焼き、美味い」である(他にないんかいな)。そんな中、とくに贔屓にしているのが寺町のアーケード街にある「丸幸水産」である。家から近いこともあり、「今日の昼飯はたこ焼き」という時、ささっと買いに行く。京都に来た当初はもっと安かったし、大きいタコの切り身も入っていた。それと比べると、少しだけ残念なことになっているとは思うが。
ついでに書くと、「丸幸水産」は、周辺のたこ焼き屋とくらべても一段美味いというのがカミさんの評価である。それに同意している。また、先日、葬儀のために何回か郡山に帰り、ついでに(すごく流行っている)近鉄郡山の駅前のたこ焼きを2回食べたが(何でそんな暇があったんや)、やはりいつもの寺町のたこ焼きのほうが一段美味い。

2015/04/13


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