川北英隆のブログ

国境を橋で越えてラオスへ

3月にミャンマーを逃した代償ではないものの、ラオスを訪れてみた。バンコクから遠距離バスに乗り、メコン川に架けられた橋を渡ってビエンチャンに入るコースである。復路も同じである。
バンコクからビエンチャン直接行くバスもあるのだが、今回はタイ側の国境の町、ノンカイ行きに乗った。ノンカイで宿泊し、メコン川に沈む夕日を楽しむのが趣旨である。バンコクのバスターミナルとノンカイの間は9時間、ノンカイとビエンチャン間は2時間程度である。
ノンカイとビエンチャン(ビエンチャンの東部)とは1994年に橋で結ばれた。オーストラリアの援助とのこと。2008年にはその橋を使って鉄道が開通している。鉄道の本数は少なく、時間も読めない(2012年の9/10のブログを参照)。さらにラオス側の鉄道はビエンチャン市内に入っていない。そこで、ノンカイからはビエンチャン市内行きの「国際バス」を使った。
以上のコース、バンコクに住む友人F氏が何回も往復しているので、案内をお願いした。バンコクからのバスは北部バスターミナルから出発する。ノンカイの宿は友人行きつけのゲストハウスを使った。これが1泊300バーツと格安だった。
国境越えは簡単というか、ラオス側がいい加減というか。
タイ側は飛行場と同じ入出国カードの制度であり、何の問題もない。ラオス側のイミグレーションは橋の向こうにあり、もう一度バスに乗っての移動となる。
ラオス側は、まず入出国税の制度がある。土日と祭日、平日の時間外に入出国税を支払うようである。ラオスの通貨(キップ)もしくはタイのバーツで支払える。窓口11000キップ相当の金額を支払い、ICカードをもらう。電車の改札と同じ方式で、そのカードを投入するとゲートが開く。無料の日時であっても窓口でカードをもらわないといけない。次に入出国カードだが、入国時には渡されず、パスポートの提示だけで入国スタンプが押された。しかし、出国時にはカードの記入を要求された。渡されたカードは、入国用と出国用とがセットになっている(タイと同じ方式)。「入国用もあるやん、どうなっているんや」となる。適当にやっていることだけは確かなようだ。
こうして無事にタイからビエンチャンに入れた。しかし、大きな問題があった。

2015/05/07


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