川北英隆のブログ

ラオスの犬は全身で涼む

タイもラオスも動物と人間が混在している。イエメンのように食べるための、もしくは食べ残されてひねた動物(ヤギ)ではなく、いわゆるペットである。犬や猫を忌み嫌うイスラムの世界と異なる。
写真はラオスの市場付近で見かけた犬である。まだ日は高くなかったにもかかわらず、この毛足の長い犬はくたばっていたのか、日中の猛暑に備えて全身で体を冷やしていたのか。
実はこの犬、写真を撮る前は目を閉じていたのに、写真の瞬間に少し目を開け、シャッターが落ちるや、むくっと起き上がった。寝姿を撮られたことに憤慨したのかもしれない。でも、近くにいた主人の方を一瞥した後、再び全身を冷やすポーズに戻った。寝るのが極楽なのだろう。
と、ブログ用の写真を準備していると、犬の横にタバコの吸い殻の落ちていることに気づいた。ひょっとして、この犬、「見つかった」とバツが悪かったのかも。
260A1140ラオスの犬.jpg

2015/05/15


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