キナバル山の地震とロバの耳
昨日、キナバル山で地震が発生したと報じられた。日本からだと一番身近な4000メートル峰として人気がある。僕も1997年3月に登っている。研究所から本体の投資部門に戻る直前だった。
自分が登った山だけに、その地震によって、どこで、どのようにして10名以上の死者がでたのか関心がある。しかし、その情報は見当たらない。しかもマグニチュード6と書いてあるから、死者が出るほどの規模だったのかと不思議でもある。事態が落ち着けば、もう少しいろんなことが明らかになるのだろう。
もう1つショックだったのが、頂上部にある著名な岩峰、ロバの耳が大きく欠けたことである。写真が登った時のロバの耳である。この岩峰の左側が半分近くなくなったらしい。報道写真ではケンカして耳を噛みちぎられたロバみたいになっている。実際のところ、どんな状態になったのか、もう一度登頂し、この目で確認したい気分になっている。
2015/06/06
