今年も祇園祭が始まる
今日は7月1日、祇園祭が始まった。実のところ先月末から鉾の仕舞ってある建物に動きがあった。毎年のことだが。そして、昨日、メインの通りに祇園祭の提灯が飾られ、祇園囃子が響き始めた。
もちろん、お囃子は録音である。しかし、今日の夜になって耳を澄ますと、方々から祇園囃子の稽古の響きが聞こえてくる。
今朝、京都にまとまった雨が降った。鴨川の水かさが増し、カモが歩道に避難していた。二条大橋の優雅人の残した三毛猫1匹、橋の下に置かれた荷物の上で丸くなって寝ていた。雨の日、人通りが少ないので気楽に寝られるのだろう。
梅雨がいつ明けるのか、それによって祇園祭の運命が決まる。梅雨がほぼ明けたのなら、祭り見物は暑い。梅雨が開けてないと比較的涼しいが、鉾や山の飾りにビニールが被せられ、巡行する。そうそう、今年は四条通の歩道の拡張工事がほぼ終わり、見物客をたくさん「収容」できるようになった。どうなることか、今年の見物客は実験対象となろう。
写真は提灯の飾られた寺町アーケードの今日である。
2015/07/01
