川北英隆のブログ

ポーランドの南部を旅する

ポーランドを旅行した。首都のワルシャワには行かず、古都のクラクフ近辺を歩いた。もちろんポーランドの山も含まれる。アウシュビッツとヴィエリチカ岩塩坑を訪ねた。感じたのは民度の高さと豊かさである。・・・

続きを読む

2015/08/31

個人投資家が株で儲けるには3

「個人投資家が株で儲けるには」を書き始めてすぐに株式市場が崩れた。6年間も世界の株価は上昇を続けたのだから、一服も仕方ない。ここで考えるべきは、「だから株は怖い」ではなく、「下げはチャンス」という発想である。・・・

続きを読む

2015/08/24

またまたとんでもない企業登場

ダメ企業、株式を保有していれば今すぐ売るべき企業の登場である。といっても、前から「アカンな」と思っていた。某F通運という。どこがダメかというと集配作業のルールが守れていない。・・・

続きを読む

2015/08/21

黒田電気と村上ファンドの対決

一世を風靡したいわゆる村上ファンドが復活している。当人の村上世彰氏はシンガポールで悠然と暮らしているとのこと。その村上ファンドがC&Iホールディングスとして復活し、黒田電気に挑戦した。・・・

続きを読む

2015/08/21

株価上昇局面が終わった可能性

昨日、NYダウが大きく下げて1万7000ドルを割った。今日は日経平均が大きく下げ、2万円を割った。背景にアメリカの政策金利引き上げの問題があるのだが、より重要なのは中国経済である。・・・

続きを読む

2015/08/21

個人投資家が株で儲けるには2

投資のユニバース(候補の範囲)を決めるうえで、もう1つ重要なのは、国内に限定するのか、海外にまで広げるのかである。この点に関して、僕としては国内に限定するのはお勧めしない。・・・

続きを読む

2015/08/20

個人投資家が株で儲けるには1

某所で普通の個人投資家が株式投資で儲ける(というか、失敗しない)ために何をすべきなのか講演することになった。そこで、考え方の整理を兼ねて、何に注意し、着目すればいいのかメモしておく。・・・

続きを読む

2015/08/19

送り火の後の大文字山を越える

東京から戻り、大学で仕事をしたあと、大文字山を越えた。出発した時間は日没が迫っていた。さすが、盆が過ぎただけある。ヘッドランプなんて研究室にないので、日没と競争、急ぎ足で歩いたが、汗の出は少ない。・・・

続きを読む

2015/08/18

こんな電鉄会社の株は買わない

電鉄会社の株式が上がっているようだ。相続の結果、保有するはめになった某電鉄株を観察しているから、株価がわかる。個人にとって電鉄は株主優待の優であり、関西人には昔から人気があった。・・・

続きを読む

2015/08/17

叔父が亡くなった後の農業は

昨日は叔父の初盆だった。連日の法要で奈良に出向いた。シャープの研究所に隣接する丘の上の村、天理市和爾で、村の中心に和爾坐赤坂比古神社がある。櫟本の和爾下神社とセットである。柿本氏、石上神社とも縁があるとか。・・・

続きを読む

2015/08/16

戦争を知らない世代の戦後は

昨日は母親の初盆を執り行った。実家にお坊さんを迎えただけである。今年、戦前生まれの両親がすべてあの世に行き、戦後生まれの兄妹が残された。年月が流れたのだと思うとともに、重荷も消えた。・・・

続きを読む

2015/08/15

安倍談話に対する軽い感想

すったもんだの末、終戦70年に対する談話を安倍氏が発表した。僕としては、「あまり大したことは言わない」と関心が薄かったので読んでいない。間接的情報から感想だけを書くと「三流役人の下手な作文」である。・・・

続きを読む

2015/08/15

京都もようやく酷暑の峠越え

毎回のようで申し訳ないながら、京都への観光客が多いので、そのサービスになると、今日の京都の情報である。ようやく普通の(僕らが子供の頃の)夏に戻ったと書いておきたい。・・・

続きを読む

2015/08/13

中国元の切り下げをどう見る

中国政府による元の小刻み切り下げが3日連続した。率は1.8%、1.6%、1.1%と続き、今日で最後だろうとのこと。昨日も書いたが、3回を合計しても小幅な切り下げである。それをあえて分けたのは中国の配慮だろう。・・・

続きを読む

2015/08/13

人生のポートフォリオやいかに

今年のお盆は忙しい。母親には、せめて初盆だけは実家でと思っている。その母親の実家、叔父さんの初盆の予定も入った。示し合わせたように、母親と1日ずれている。16日には五山の送り火である。・・・

続きを読む

2015/08/12

発展途上中国リスクの顕在化

8月に入り、3回シリーズで「中国は真の大国になれるか」を書いた。株式市場の大波乱で嫌な予感があったのだろう。その予感が的中した形で、中国元の実質的な切り下げが実行された。・・・

続きを読む

2015/08/12

山の日に大文字山を越える

今日は山の日とのこと。「海の日は休日なのに、山の日は違うんか」と叫んでいたところ、来年から休日になるとか。いずれにしてもアホらしい設定だ。「そんなにせんと休めんのかいな」と。・・・

続きを読む

2015/08/11

オムロンから株式投資家に示唆

今朝の日経新聞15面、一目均衡(オムロンの開示「後退」)は示唆に富んでいた。とくに前半部分である。後半部分の株主優待に関しては別の機会に書くことにしたい。・・・

続きを読む

2015/08/11

中国東北地方のラズベリー酒

大学と大学院には中国をはじめアジアからの留学生が多い。2年ほど前からは留学生の応募を受けつけていないが、都合5年間程度は積極的に受け入れた。面白い留学生が何人かいて、こちらの視野も広がった。・・・

続きを読む

2015/08/10

株主資本利益率重視の誤り

株主資本利益率(ROE)への関心が高まり、新聞にも多く登場するようになった。しかし、ROEだけを重視していると、思いがけないしっぺ返しを食らってしまうだろう。・・・

続きを読む

2015/08/09

酷暑の立秋、京都からご挨拶

今日は立秋、「残暑、お見舞い申し上げます」と書きたいが、残暑どころではない。京都は7/31から今日まで、最高気温が35度を超えている。いつまで続くことやら。中心部では俄雨さえほとんど降らない。おこぼれがあった程度か。・・・

続きを読む

2015/08/08

中国は真の大国になれるか-3

経済がどの時点で成熟を迎え、老齢化するのか。日本の場合、2000年前後に労働力人口がピークアウトしている。前のブログにも書いたが、相前後して、1999年に日本の金融自由化がほぼ終了した。・・・

続きを読む

2015/08/08

カードローン満了とは失礼な

某MS信託銀行から葉書が来ていた。数年前、普通預金の金利が良かったので使っていたが、最近は数万円残ったままだ。「何の知らせや」と開けたところ、「カードローン取引期間満了」とあった。・・・

続きを読む

2015/08/07

中国は真の大国になれるか-2

中国の経済や金融政策は日本を模倣し、かつ日本の轍を踏まないような政策が実行されていると思われている。このため、中国は日本の経済成長の良いとこ取りをしていると論じられる。本当だろうか。・・・

続きを読む

2015/08/07

中国は真の大国になれるか-1

中国が目指す方向は明確である。「中華」として世界の中心に咲くことである。政治的な力について議論しないとして、経済的には、元という通貨を世界通貨にまで高め、現在のドルの地位を奪うことである。・・・

続きを読む

2015/08/06

日本生命の経営方針が何か不明

日本生命は元の勤務先なので悪口は言いたくない。また、2年弱とはいえ役員だったので少しは責任もある。しかし、辞めて10年以上が経過した。現在の役員はトップの2人を除き、僕よりも若い。・・・

続きを読む

2015/08/05

京都の民家はゴキブリ逹の天国

朝早く、京都の中心部を歩いて気づくのは、道路の真ん中にベタッと茶色いものがへばりついていることだ。何かというと、ゴキブリの踏み潰された跡である。今日の死亡数は何匹と交番に掲示して欲しい。

続きを読む

2015/08/03

大文字山のシャワーは最高やん

何のことかというと、今日、大学からの帰りに大文字山を越えたことに関係する。今出川通に出て空を見ると、入道雲が広がっていた。「大した雲やないな」と歩き続けたところ、銀閣寺で雷が鳴った。・・・

続きを読む

2015/08/03

日本人の潔癖症は異常状態

ここに来て少なくなっているようだが、細菌フリーな生活を目指すコマーシャルが前から目につく。「手や衣服に細菌がウジャウジャ」を強調し、そこから身を護ろうと訴える。アホかいなと思って見ている。・・・

続きを読む

2015/08/02

今年の京都の夏の暑さはどうか

暑いかと書くからには、暑いに決まっているような。本当のところ先週半ば頃まだ大したことがなかった。東京人に「京都は暑いか」と聞かれると、「今年は東京のほうが暑い」と答えていたくらいだ。・・・

続きを読む

2015/08/02

学生が哀れな今年の就職活動

今年の就職活動もピークとなった。今日から「採用選考」が解禁となった。とはいえ、そんな解禁を誰が信じているのか。もちろん、真面目な企業はあるのだろうが、多くの企業にとって今日は儀式だろう。・・・

続きを読む

2015/08/01


トップへ戻る