川北英隆のブログ

トルコは諸国料理のるつぼ

と思う。今回は出張だったので世界3大料理に数えられるトルコを満喫できなかった。とはいえ、その一端を味わったように思う。で、一番好きなのはやはりヒツジのケバブである。
肉料理で何が好きと問われれば、ブタとヒツジだろう。牛肉は、とくに日本の脂肪分たっぷりの(霜降りともいう)牛肉は一口だけでいい。その点、中華系のブタ料理は美味いし、イスラム圏のヒツジも美味い。この2つが好きなものだから、残念ながらイスラムに改宗できそうにない。って、そもそもイスラムになるには禁酒という難関があった。
それはともかく、イスタンブールでヒツジの串焼きを2回だったか食べたが、「お代わり」と言いそうになるほど(実際、日本語でつぶやいたほど)美味である。何故、日本でこの料理が流行らないのか不思議である。ヒツジの処理が下手くそなのだろう。
魚料理も多かった。9/26のブログの写真では、左端から棒のようなものが何本も伸びている。すぐにわかるように、釣り竿である。イスタンブールではそこら中で釣りをしている。多分家で料理して食べるのだろう。魚のフライや油を使った焼き物はともかく、魚と言えるかどうか怪しいが、ムール貝に米を詰めた料理が美味かった。そうそう、名物だとか言うサバ(鯖)サンドも食べたが、まあどうでもいいだろう。
野菜も美味い。とくにナスやヨーグルトを使った前菜風の料理には伝統を感じる。手をかけている分だけ、つい味に納得してしまう。そういえばピザに似たピデもいい。
といろいろ書いたが、要するに、トルコでは食べるものに困らない。人種もそうだが料理も諸国料理が入り乱れている。
「で、甘い物はどうしたんや」と問われそうである。実はトルコはお菓子天国だと思った。しかし、あまり甘い物は(和菓子以外は)好みではない。このため、コースとして出てきたものは一通り食べたが、積極的に味見をしなかった。そこで、菓子の写真だけをアップしておく。バザールでみかけた店である。
トルコの菓子.JPG

2015/10/03


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