パソコンのバックの画面として、自分で撮った写真とともに、いろんな報道写真を使っている。その1つに海上保安庁だったかの西之島の噴火の写真がある。その写真が画面に登場したので、西之島の今が気になった。
そこで思いついたのがグーグルである。Google Earthの画面がどうなっているのか。
この探索に少しだけ時間がかかった。そもそも西之島ってどこにあるのか。小笠原に属しているとはいえ、そんな新しい島の位置なんて知ったことではない。そもそも、硫黄島がどこにあるのかさえ正確には知らない。
とはいえ、「西之島というからには」を手がかりに、もしくはGoogle Earthの下には開いている地域の風景写真が出ることを頼りに、見つけることができる。
こうして見つけた西之島の衛星写真には噴火の様子が写しだされていた。島の周囲だけ切り抜いた写真ではあるが(何となくみすぼらしい)。
もっとも、Google Earthの海洋部は海底地形が表示されている。その海底地形と合わせて西之島を見ると、何と、西之島は伊豆諸島に連なる海底火山山脈の上に乗っかっている。その山脈をさらに南にたどると、グァムに至るのである。実のところ、小笠原はこの正統派の海底山脈から少しだが東に外れている。
将来、西之島がもっと大きくなり、小笠原本島になって、今の小笠原が東之島になることもあるのかもしれない。生きているうちには到底無理だろうが。
2015/10/18