1/3にアップしたブログから判明することは、12月に入ってから泰緬(タイとミャンマー)国境に旅行したことである。これまでのブログにミャンマーがアップされていないから、ほぼ確かである。では、年末はどこなのか。
年末はオマーンにいた。オマーンとはどこにあるのかといえば、菱形をしたアラビア半島の北東の角の国である。この2つの国に旅行しようとの計画には何の脈絡もない。たまたまそうなっただけである。
と、これで終わったのでは、落ちを重んじる関西の文化ではない。実は、僕自身、旅行してはじめて知ったのだが、ミャンマーとオマーンには大きな関係があった。ヒントはインドである。そう言われてもほとんどの人はピンとこないだろう。
答えは、カレーである。両国の食事スタイルがカレーということに共通点があった。インド文化が広く伝播しているわけだ。インド文化、恐るべしである。
とはいえ、ミャンマーのカレーは日本人がイメージするカレーと似ているものの、オマーンは異なる。
正確には、僕が経験したかぎり、ミャンマーのカレーも、いわゆるルーが少しだけであり、それをテーブルに出された様々な香辛料や野菜と合わせ、大量の飯に混ぜて食べる。日本のカレーとは異なっている。
オマーンの場合、カレーといっても辛さはないか、強くない。ルーは多い。それをやはり他の食材と合わせて大量の飯に混ぜて食べる。要するに汁かけご飯に似ている。
面白かったのは、オマーンは手で食べるのが一般的なことである。少なくとも現地のガイドは手を使っていた。ミャンマーの場合、食堂ではスプーンが置いてある。
この共通点以外は、1つを除き、互いに正反対の国と思えた。その1つとは何なのか。それは親日感情だろう。よく考えると服装にも共通点があったか。
2016/01/04