すでにカレーのことは書いた。魚か鳥か肉(これは食べなかった)のカレーを注文すると、小さな器に入れてくれる。これを食べ放題の野菜や調味料と合わせて食べることになる。
写真がモーラミャインの夕食で食べたカレーである。屋台のような店に入った。
真ん中の小さな器にカレーが入っていた。注文は、奥にある大きな鍋を見せてもらい、「これかな」と思うものを指差す。カレーの種類はいろいろある。米は、写真では空になった大きめの器に盛られていた。野菜と調味料の入った大きな金属の皿が出されるので、後は適当に食べる。スープが付いている。1人100円である。
写っているビール(ミャンマービール)は屋台で売っていないので、近くの店屋で買い、持ち込んだ。1本(日本の大瓶相当)が180円である(王冠にクジが付いている)。ビールがいかに高いかである。
朝食は屋台で食べた。通りでは麺類や揚げパンが売られている。今回の旅行ではもっぱらミャンマーのモヒンガーという魚スープの麺を食べた。魚の粒々が分かるスープに揚げパンのかけらのように物が入っている。量は少な目である。これも野菜を適当に入れる。35円、これにゆで卵が入ると50円くらいになる。一言で味を表せば、日本のラーメンの感覚である。
以上がミャンマーの庶民にとっての平均的な食事だろうか。タンビュッザヤに出かけた日にようやく銀行で両替ができた。その日の昼以降、ミャンマーでの高級レストランに入り、豪勢な食事になった。といっても、1人、たかだか1000円とか2000円(もちろんビール込み)なのだが。
2016/01/09