川北英隆のブログ

ヤンゴンでのお宝探しの小旅行

ミャンマーで有名なものは何か。主要輸出品は何か。前者は人それぞれだが、後者は天然ガス、宝石(翡翠など)、木材などである。そして2つの質問の共通の答えは、宝石となる。
ミャンマーの宝石の産地として一番有名なのは、マンダレーの少し北、モゴックである。モゴックで一番有名なのはルビーである。世界で一番美しいとされる。その他、ダイヤモンドとエメラルド以外の主要な宝石を産出するのではないだろうか。
その宝石を見ようと、ヤンゴンの宝石博物館を訪ねた。この交通手段として昨日の列車に乗ったわけだ。博物館の入場料は800円と高い。建物の4階だけである。その下の3フロアは宝石類の売店となっている。一見の価値ありと思う。
写真は、その博物館の外に展示されている翡翠の巨大な原石である。後ろに写っている(仕事をサボってスマホを見ている)お姉ちゃんと比べるのがいい。原石の大きさが理解できるだろう。気が遠くなるほどの値段に違いない。
というのも宝石博物館付属の売店でも、また市内の中心にあるボージョー市場でも翡翠を少し冷やかしたが、えらく高いからである。ふっかけているのだろうが、少々値切ったところで手持ちの現金(ドル)で買うことは難しい。それでも買いたい人のために書いておくと、カードが使える。
そのボージョー市場を歩いていると、どこにでもいるような怪しい現地人が近寄ってきて、「何が欲しいですか」と声をかけてくる。そこで編み出した必殺の技が、「お金が欲しい」との答えである。本当は「ゼニや、ゼニ」と言いたいところだが、さすがに大阪言葉を理解するのは難しいだろうから「お金」と言い、それでも相手がきょとんとしていると、「マネー、マネー」と叫びながら歩いていた。
ヒスイ.JPG

2016/01/18


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