今回の台湾旅行の目的は「美味いものを食べる」ことにあった。士林の夜市をもう一度味わい、広東料理を食べる。これを予定のコースとしておいた。ついでに北投温泉に泊まることもあった。
広東料理のことは書いた。北投温泉は少し迷ったものの、有名な加賀屋に泊まった。良いホテルというよりも、良い旅館だった。ただし夕食に出てくる日本料理は台湾風と言うべきか、関西人には甘い。九州人ならいいかもしれないが。
夜市で食べたものはほぼ写真のとおりである。1つだけ片づいた皿がある。それは臭豆腐の厚揚げである。しかし、臭豆腐の旨味に乏しかったので、鴨(正確にはガチョウらしい)血入りの臭豆腐を食べた。写真の真ん中がそうである。実のところ、これも臭みを消すためだろう、辛い味が付いていて、期待していた臭豆腐ではなかった。昨年、九份で食べた単純な臭豆腐が最高だったと思った次第である。
2016/02/06