見学した工場は宮之城にあった。日本特殊陶業の主力工場でプラグを製造している。元々はナイロン工場だったのを買い取ったとか。そんな宮之城へは川内から入るか、南から入來峠を越えるかである。
入来峠を越えるにはJR九州バスを使う。何故かしら、峠には昭和35年に建てられた国鉄時代の「大観望」の石碑がある。今は木間から南側、伊集院方面が少し見えるにすぎない。道路のすぐ横にはバス旅行の句碑もある。かつて観光地だったのだろう。今は民家が何軒か残されていて、老人の姿が数人あった。
その峠から八重山(676.8メートル)を往復した。峠は400メートルあるから、軽い散策である。頂上から桜島がよく見えた。澄んでいると、開聞岳や霧島も見えるらしい。
写真はその桜島である。霞んでいたからパソコンで画像を操作したものの、あまりすっきりとはしない。
2016/02/13