川北英隆のブログ

オマーンの食事はどんなものか

オマーンのスーパーに野菜が豊富に並んでいることは以前(1/28)に書いた。では、現地ではどんな料理が出てくるのか。一言で表せば、インド風であるが、香辛料は極めて控えめというところか。
写真は現地のツアー会社の支店(古都、ニズワ)での昼食のメニューである。その支店で雇われているエリトリア人のオバさんが作ってくれた。家庭料理というところか。左から、サラダ2種類、カレー風の煮込み料理3種類、それとご飯である。普通はこれにナンが出てくる。煮込み料理をご飯やナンに付けて食べる。煮込み料理の中味は、鳥、野菜のみ、羊もしくは牛である。煮込みは素材の味が中心であり、あっさりしている。だから日本人には食べやすい。
料理の見た目はインドに近いが、味は異なるというわけだ。これ以外、蜂蜜、デーツを液状にしたもの、ヒヨコマメを煮てつぶしたものなどもナンに塗って食べる。飲み物はコーヒーと紅茶であり、どちらかと言えば紅茶のほうが主流のようだった。やはりインドの影響だろうか。
ということで、美味いとはいかないが、食えないともならない、ある意味で個性に乏しいのがオマーンの食べ物だった。もちろん、アルコールはないが、厳禁でもなく、マスカットのホテル内のレストランではアルコールを注文することができた。地方では厳禁のところもあるので要注意だが。
それで思い出したのは、オマーンのガイドは定期的にお祈りをしていた。やはり敬虔である。
オマーンの食事.jpg

2016/02/24


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