少し長い題名だが、『京都大学で学ぶ企業経営と株式投資』、副題「一流経営者とプロ投資家によるリレー講義録」という単行本が金融財政事情研究会から、3月末に出版される。
昨年、『京都企業が世界を変える―企業価値創造と株式投資』を出版した。さらに1年前、『「市場」ではなく「企業」を買う株式投資』も出版した。この3冊が一連のものとなっている。これらを読んでいただくと、株式の長期投資とは何なのか、イメージがつかめるはずである。
昨年の『京都企業が世界を変える』には、オムロン、日本電産、堀場製作所、島津製作所、ワコールの会長もしくは社長の講義録を掲載した。まるごと京都企業である。これに加え、農林中金バリューインベストメンツの奥野一成氏、野村総合研究所の堀江貞之氏、川北が1章ずつ書いている。
今年の『京都大学で学ぶ企業経営と株式投資』にはクボタ、リンナイ、京都銀行、小林製薬、MonotaRO、京セラの会長もしくは社長の講義録を掲載した。講義をお願いする企業の範囲(地域)を少し広げている。また、京都企業を知る上で欠かせない京都銀行の柏原会長(現在は取締役相談役)にも登壇いただいた。これに加え、農林中金バリューインベストメンツの奥野一成氏と川北が1章ずつ書いている。
アマゾンで予約受付が始まったので、コマーシャルを書いた次第である。本の表紙も掲載しておく。そうそう、値段が安くないと売れないということで、1700円+消費税=1836円である。ページ数は228ページとなっている(目方売りではないが)。
2016/03/06