グアテマラを訪問してきた。コーヒーの名にあるものの、そもそも「グアテマラってどこや」という程度の国だろう。中米に位置する。メキシコの横というか、下というか、国境を接している。
グアテマラはマヤ文明の中心地でもある。ユカタン半島(スカタン半島ではない)の大部分はメキシコに属すが、グアテマラの領土もユカタン半島に食い込んでいる。マヤの遺跡はこのユカタン半島に多く分布している。現在の国境は、先住民だったマヤを無視したものでしかない。
そんなグアテマラの住民はマヤ系が6割を占めるとされる。旅行していると、独特の顔をした人達に気づく。一昨年に旅行したニカラグアとも異なる。
そのグアテマラというか、中米の南側、つまり太平洋側は火山地帯である。グアテマラもその例にもれず、南側に火山が集中している。その数、37とか(どういう基準で数えたのかは不明)。しかも重要なことに、円錐形の端麗な、つまり富士山型の山が多い。残念ながら雪が降らないため、絵になりにくいように思える。
写真は首都、グアテマラシティーを車で移動している時の光景、アグア山、3760メートルである。富士山とほぼ同じ山が首都のすぐ横にあり、いつ活動を再開するかもしれない。
しばらく、グアテマラを紹介したいと思う。
2016/03/27