もう1匹というか1羽の写真は、ガテマラのオンドリである。世界のどこを旅行してもオンドリがいる。覚えているのは、台湾の玉山に登る朝、オンドリの声で夜明け前から起こされたことである。
その恨みからか、当時の台湾の鶏料理は歯ごたえがあるものの、味がしっかりしていて美味かった。
写真のオンドリはパカヤ火山国立公園の事務所で見た。そのオンドリの前と右横に落ちているのは馬糞である。「そんな中で暮らしていて臭くないんか」と思うが、相手は草食動物の馬だから大したことがないのかも。
ミャンマーでは高床式の家の下にニワトリが飼われていると、父親が話していた。だから、上から人糞が落ちてくる。それでもニワトリは平気らしい。ひょっとして鳥は鼻ツンなのかもしれない。「鼻ツンって何や」というのであれば、いわゆる差別用語のように思う。辞書で引いて、少し想像力を働かせて意味を理解してほしいと思う。
それはともかく、グアテマラのオンドリ(gallo)はビールのマークである。それに敬意を評してブログに登場してもらった。
2016/04/17