ルアンパバーンからラオス・中国の国境の町、ボーテンまでは8時間半程度である。7時にバスが出発し、ウドムサイで昼食、乗客を追加で乗せ、ほぼ満員の状態で15時半頃に国境に着いた。
国境の通過は予想以上に簡単だった。ラオスの出国はあっけなかった。中国の入国も、日本人が国境を越えることはほとんどないのだろうと思う。入国カードがないので、そのままイミグレーションに並んだら、何も書くことなくあっさり入国できた。別に列に並んだF氏がなかなか出てこないので後で聞いたところ、入国カードを書かされたという。
次回、中国に入国するときに何か言われる可能性も皆無ではないが、上海での出国に際しては、昆明からの機内で出国カードを入手し、それをイミグレーションで渡したところ、何も言われなかった。多分、大丈夫なのだろう。
中国側の国境の町はモーハンである。イミグレーションにかかった時間は30分程度だった。混んではいなかったし、入国した中国側はラオスとの比較で「垢抜けた」感じがしてしまい、何となく気が抜けた覚えがある。
写真は中国側の国境である。写っているバスに我々が乗ってきた。外見は立派である。乗客は我々以外、すべて中国人のようで、中国語以外ほとんど通じなかった。
2016/05/15