川北英隆のブログ

スマホ歩きは極刑で話の花咲く

最近、メル友のO氏と盛り上がっているのが「スマホのマナー」である。スマホに夢中になって歩くなんてけしからん、前見てあるけや、トロトロ歩くなや、死刑かなと言いたい放題になった。
これは日本だけの現象かと思っていたら、中国(昆明)でもひどかった。平和度というか平和ボケ度のバロメーターかもしれない。
自分の行為が周囲に何をもたらすのか、どういう災難が自分自身に降りかかりうるのか、そんなことは何も考えていないのだろう。要するに「無能」というか「無脳」である。100%保証するが、それが社会人としての行為であれば、社会の底辺でしかウロチョロできないし、すべきでない。
O氏がついでに怒ったのは、満員に近い電車の中でリュックを背負い、スマホを見ている輩である。また、スマホを片手に、それでじっくりと楽しみたいがため、電車の空席に一目散に走っていく輩である。年寄りがいようが、そんなの関係ないという。親や教員がどんな教育をしているのか、その顔が見たいとも。
昨日、夕方の四条通りの交差点で赤信号のために止まっていた。歩道の信号が青になり、全員が歩き始めた。と、気づいたのは、真向かいから来る兄ちゃんがスマホに見入りながら歩いてくることだった。
こっちはそういうスマホ歩きを無視し、避けないことにしている。ふつうは向こうが数歩前で気づき、避ける。しかし昨日の兄ちゃんは直前まで気づかず、1歩手前で顔を上げただけだった。そのため、兄ちゃんが肩からぶら下げていた大きめの鞄と僕の肩がぶつかった。もちろん、こっちも、真正面からぶつかることだけは避けている。そんな事態になれば、アホがうつるか、下手すれば魂が入れ替わりそうだから。

2016/05/19


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