川北英隆のブログ

昆明で虫を堪能する

雲南省は初めてだった。今回の旅行では「上がり」の感が強かったので料理を堪能することにした。とはいえ、麺類はタイやラオスの方が薄味で美味かった。最初に食べた店が悪かったのかもしれないが。一方で、中華は美味かった。
雲南は四川と同じで辛い料理が好まれるようだ。旅行中にそんな辛いのを食べると、若くもないし、体調を崩しそうだったので、できるだけ辛いのを避けて食べていた。
そんな中、市内のフードコートに入った。探せば適当なのがあるだろうと思って。と、すぐに目に飛び込んできたのが様々な虫である。
といっても飛んでいるわけでない。炒られて並んでいる。そんな店が何軒かある。早速、入って注文し、ビールをお伴に楽しんだ。
写真がそれである。少なくとも、テッポウムシ(?、大きく長いの)、竹虫(小さくて細いの)、セミの幼虫、ハチの幼虫、コオロギ類、カイコの蛹が入っていた。それをトウガラシで味付けして出してくれる。ハチの幼虫が一番美味かったかも。コオロギやカイコはいつもバンコクで食べる店の方が、味付けのせいと虫の質も良く(どんな質や)、美味い。
それでビールだが、昆明では地元のビールが出されがちである。しかし、これはビールの味がほとんどせず、不味い。F氏に言わせると「馬の小便」だそうだ。へえー、実際に飲んだのかなあ。
昆明の虫料理.JPG

2016/05/21


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