ルアンパバーンの托鉢と犬の話を書いたところ(5/17)、「ひょっとして作り話かも」との感想があったので、証拠写真をアップしておく。
前回の写真は裏通りである。得意先を一周した僧たちが家路(寺路)につこうとしている。観光客が少なく、落ち着いて写真が撮れたからアップした。
それに対して今回の写真は表通りである。観光客が多く(僕もそうなのだが)、邪魔である。その場所で、ちゃんと写真を取ろうとすると苦労する。
それはともかく、前にアップした写真の後ろ側を歩いている犬が、今回の写真ではメインである。その前に、さらに犬がいたのかどうかは思い出せない(多分いなかったと思う)。
この写真の犬は托鉢僧達の先達である。神の化身、お導きかもしれない。それとも食欲の先達なのだろうか。イスラムでは犬は嫌われている。仏教ではそんなの気にはしていない。度量の広い宗教なのだろう。それだけに社会の中に溶け込んでしまい、消えやすい。個性に乏しいともいえる。このため、イスラム教やキリスト教のように勢力を伸ばせなかったのかもしれない。
2016/05/26