川北英隆のブログ

祝賀会にハート印とサメ印

先日、僕の秘書をしてくれていたパートの女性Sさんがめでたく正規社員として働ける会社を見つけた。そこで知人を誘い合わせ、祇園のフランス料理店で祝賀会をした。その会食時の話である。
Sさんは元々、大阪のT製薬会社に勤務していた。ニッセイ時代の僕の同期H君が同じT社に転籍出向していたのと、Sさんの元上司MさんがH君と僕の共通の知り合いであるため、3人で祝賀会を催すことになった。
そもそも、僕がSさんに秘書をしてもらったのには経緯がある。前の秘書のAさんが出産で辞めたいと言ってきたすぐ後、H君とMさんと一緒に飲む機会があり、「秘書が辞めて・・」と話した。そうすると、「SさんがT社を辞めた後、ずっと家にいるから、雇うたら」という話になり、それが現実になった次第である。
会場となったフランス料理店は山地という。料理はなかなか洒落ていた。ソースは泡状のものが多く、いろんな味や香りがする。ただし、Mさんと僕の意見はほぼ一致していたのだが、量が上品である。泡が多く、空気を食べるせいもあるだろう。
その会食時、Sさんは「就活もそやけど、婚活もしている」と言い出した。「年齢も年齢なので、お見合い会社に登録して」とのこと。「それで」と質問したところ、「最初の見合い相手が50代半ば、結婚歴なし」「会った瞬間、その男性の目がハートマークになって」「それで断った」と話してくれた。
その後は、お見合いの話で盛り上がった。また、その会社が使う会場は京都駅にあるホテルのラウンジとかで、「よく見ると、お見合いらしいのがいっぱいいる」らしい。
帰り、Sさんが「雅やかな(そういう表現だったと思う)料理をご馳走さま」と言ったところ、Mさんが、先に書いたように、「量がねえ」とつぶやいた。それに対して、「Mさんの目はサメマークだから」とコメントしたが、その僕の目もサメマークだったかもしれない。

2016/06/04


トップへ戻る