川北英隆のブログ

今年の祇園祭を音で楽しむ

昨日(7/16)は祇園祭の宵山だった。何回も書いたように、町内には菊水鉾から日和神楽がやってくる。毎年、夜の11時頃である。2014年の7/23、上から見た日和神楽の写真をアップしていた。
昨日は土曜日、人出も多いだろうしというので、宵山見物をすることもなく、日和神楽の祇園囃子が遠くから聞こえるのを子守唄にした。とはいえ、どこまで来ているのかが気になり、耳が自然と音を追う。
やはり11時頃にやって来た。囃子が急に大きくなり、掛け声も聞こえたので、町内に到着したとわかった。町内会からの挨拶があったのか、1分程度、囃子が鳴り止んだ。再び始まり、緩やかな囃子やテンポのある囃子が何種類か織り交ぜられた。囃子は10分近く続いただろうか。その後に拍手があり、沈黙となった。帰ったのかなと思う程だった。
5分程後、テンポの早い、比較的単調な囃子が始まった。いよいよ日和神楽が移動を始めたようだ。通りを真っ直ぐに歩いて行ったのかもしれない。音が少しずつ小さくなっていったから。
菊水鉾の日和神楽が、その後どうするのかは知らない。神楽全体はこじんまりしているとはいえ、菊水鉾の付近は真夜中でも大混雑である。すんなり帰り道を通れるとは思えない。もう一回りして、見物客が疲れて引き上げるのを待つのかもしれない。とはいえ、翌日は祭り本番、山鉾巡行である。早く寝ないと囃子方も疲れるだろうに。
その巡行の朝、放送用のヘリコプターだろうか、ブンブンと上空を旋回してうるさい。昨日も宵山の賑わいを撮影するため、やかましく旋回していた。日和神楽の囃子の音は歓迎だが、ヘリコプターはねえってところだ。それとも、日銀から特別の委託を受けて札束をばら撒いてくれるのだろうか。

2016/07/17


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