川北英隆のブログ

京都の猫はどこに行ったのか

最近、このブログで日本の猫のことを書く機会がすっかりなくなった。猫はどうしたのか。どこに行ったのか。思うに、観光客の増加に反比例して猫の数が少なくなったように思う。
夜中、時々だが、家の近くで雄猫がワオ、ワオと鳴いている。恋の季節である。先日はウワーオ、ヒャーアと喧嘩をしていた。しかし昼間、実際の猫の姿を見かけることはない。
鴨川の猫も、荒神橋の傍で三菱地所の大規模なマンション工事が始まって以降、ぱったりといなくなった。いるのかもしれないが、数がすっかり減ったのだろう。かつて写真家風のオッチャンと遊んでいたマロ猫が懐かしい。
二条の橋の下には、まだ2匹、猫がいる。三毛猫が優雅人の飼猫で、先住者である。そこに、どこからかは不明なものの、キジトラ猫がやってきて、2匹で住みついている。餌も、キャットフードだが、たっぷりもらっていて、余りはハトの餌になっている。先日は2匹が仲良く、毛づくろいをしていた。この2匹が最近見かける唯一というか唯二の猫だろうか。
もちろんこれ以外、猫を見かけることがないわけでない。しかし、すぐに逃げてしまう。だから写真にならない。観光客にいじめられているのかも。そのうち、ポケモンにも追われるかもしれないと危惧している。

2016/07/23


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