今日の日経新聞に「リニア駅、大和郡山に」とあった。名古屋まで建設が始まったリニア中央新幹線は、いずれ大阪まで延長される。ルートはまだ決まっておらず、中間駅をどうするのか議論がある。
候補として名乗りを上げているのが、奈良市、生駒市、大和郡山市の奈良県3市であり、それに京都が加わっている。
1973年の基本計画には「奈良市付近を通る」と書かれていたのに、京都はリニアが具体化する最近まで誘致をしてこなかった。工事を進めているJR東海は「方針は変わっていない」と説明しているらしい(サンケイ新聞)。つまり、今のところ奈良県勢が優位に立っている。
http://www.sankei.com/west/news/150911/wst1509110002-n3.html
そんな中、奈良市と生駒市を除く奈良県の29市町村が「リニア中央新幹線の中間駅候補地を大和郡山市に一本化する提言を採択した」とのことである(日経新聞)。来月、県知事に提言書を渡すらしい。その県知事(荒井正吾氏)だが、大和郡山市に住んでいたらしい。微妙な立場だから、県として大和郡山市を推すわけにもいかなかったのか。だから、提言書が切り札となりうる。
その大和郡山市の候補地だが、以前にも書いたように、最有力は旧市街地の南、JR関西線と近鉄橿原線が交差する地点である。京都市、奈良市、奈良盆地の南へのアプローチが容易である。
しかも、これが僕にとってもっと重要なのだが、候補地は実家にも近い。早くリニア駅ができれば、奈良に住居を移してもいいなとも思う。その頃にはこの世にいないかもしれないが。そうすると、あの世で、早くリニアが天国にも来ないかなと期待しているかも。
天国ではなく地獄かもしれないって・・。その時には、早く蜘蛛の糸が来ないかなと待っている図かも。
2016/07/29