今日で今年の7月も終わる。という意識はなかったが、暗いうちに起きて大文字を歩きながら、7月の終りを知った。暑い一日だった。とはいえ、秋も近そうだった。
この暑い時期、低山に人はいないだろうと思いがちだが、実はかなりの人数が歩いている。日曜日だったこともあるだろう。
セミは京都の夏の全種類が鳴いていた。ヒグラシの数が多くなっている。1匹だけだったが、晩夏のセミ、ツクツクホウシの声を今年初めて聞いた。8月に入るとヒグラシとツクツクホウシの声で全山が埋め尽くされるだろう。
山越えして大学の研究室まで行った。忘れ物があったから。少し準備をして、もう一度山を超えて自宅に帰った。9時を過ぎると「暑すぎる」。少しへばり気味に登っていると、ウグイスが2羽、掛け合いで狂ったように鳴いた。春なら「生命を感じるな」というところだろうが、猛暑の中で激しく鳴かれると汗が一段と激しく流れる。
「しばらくの間、往復トレーニングは休まないと」と思った。
2016/07/31