川北英隆のブログ

定職なし年金生活の地位を確保

「もう1回電話せんとあかんのかな」と思いつつあった矢先(というほどの矢先ではないが)、国家公務員共済から書類が郵送されてきた。年金支給が決定したとの通知である。
僕の場合、勤務した順番に、厚生年金、私学共済、国家公務員共済から公的年金を受け取ることになる。これらの中に(形式的には厚生年金に)、国民年金(基礎年金)も含まれている。念のために、3箇所からもらったとしても年金額が増えるわけではない。
4月に定職がなくなってから(失業中とはいわないまでも)、4ヵ月が経過した。定職がなくなったので、「在職中につき公的年金の支給停止」が解除される。その解除事務の進行を見守っていた。
この間の公的年金の支給状況をまとめておくと、私学共済は通常の支給月、6月に支給停止解除の年金がきちんと支払われた。厚生年金(日本年金機構分)は、定例の支給月ではない7月に、つまり1ヵ月遅れで支給された。精算が終わったわけだ。それで、国家公務員共済は、8月の通常の支給月に、まだ支払いの通知が来ていないので何とも言えないが、多分支払われるのだろう。
公的年金の事務能力にこれだけの差がある。残念ながら、もう1つの公的年金、地方公務員共済には加入していなかったので、その能力を知ることはできない。資金運用委員をしている関係からすると(委員会の交通費の清算事務を見るかぎり)、国家公務員共済よりは手早いものの、私学共済には劣ると評価している。
いずれにしても、もらうべき公的年金の権利が確定した。一応、一息である。

2016/08/01


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