アフリカから帰って来た。アフリカといっても広くて、今回はアフリカの中部、大地溝帯の広がる地域に出かけ、山登りとゴリラやチンパンジーの観察(というほどではないが)を楽しんだ。
飛行機の経路を示すと、ある程度イメージができるだろう。
日程や出発の曜日の関係もあったと思うが(旅行会社に手配してもらったので状況は不明)、カタールのドーハ経由でルワンダの首都、キガリに入った。ドーハからキガリへの飛行機は、ウガンダのエンテベに一度駐機する。キガリに飛行機で着いてからは、専用車(4駆)で山とゴリラ達の森を訪問することになる。
これらの話はいつものように何回かに分けて書く予定である。
今回の本題に戻ると、地図を見るとよく分かるように、エチオピア、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ、マラウイにかけて、火山や湖が線を引いたように連続している。標高も基本的に1000メートル以上ある。たとえば、キガリは1500メートル前後である。丘の上の首都なので、高い所も低いところもあるが。
そのキガリに着いて最初に出た言葉は、「気持ちいい」である。丘の斜面に街が広がっている。泊ったホテルも斜面にあった。緑が多い。
「まるで軽井沢や」「ひょっとしてもう少し涼しい八ヶ岳山麓か」というのが今回の旅行のメンバー、3人の共通した感想だった。
キガリだけでなく、今回の旅行の全日程は涼しかった。行きと帰りの日本の蒸し暑さだけが体にこたえた旅行だった。
2016/08/15