キガリの飛行場は街の中心部から15分程度である。注意したいのは、入国は簡単だが、出国時に空港入口で荷物検査があることだ。犬が登場するので、麻薬か火薬の検査だろう。時間がかかる。
それはともかく、入国して中心部まで車で入ると、街並が美しいことに驚く。写真がキガリの中心部である。丘の上にある。近代的なビルが集中し、ルワンダがアフリカの奇跡の国だということを思い起こさせる。
この写真、実はキガリのジェノサイド・メモリアルから見たものである。キガリだけでなく、ジェノサイドの不幸な記憶を忘れないためのメモリアルが国内の至るところにある。キガリの場合、虐殺された国民の墓が併設されていた。
中心部はともかく、100万人を越える都市が緩やかに波打つ丘の上に展開している。全体が赤っぽい茶色の屋根で統一され、その間に緑が点在しているから、美しく感じる。もっとも丘を下ると、そこには昔ながらの小さな家が建っていて、庶民の生活がある。
ホテルは中心部にあった。グロリアという4階建ての高級ホテルらしい。とはいえ、エレベーターはない。クーラーはあった(コンゴのホテルはなかった)。2階にあるレストランは洒落ていた。
翌日の朝、ホテルの周辺を少し歩いたが、安全そうな街だった。
2016/08/18