一昨日あたりから気になっていたのが、日本の近海に熱帯低気圧がうじゃうじゃ発生していることだった。今日の夜、気象庁の天気予報と台風情報で確認すると、台風が2つ発生し、もう1つも台風になりそうである。
これで、6月末までゼロだった今年の台風は10号の大台に乗った。とはいえ、これらの台風、とくに最近発生したのは「豆」ばかりである。今の気象庁は決して「豆」とは言わないが。
「豆」とは夕立の親分みたいな程度で、ごく限られた地域に風雨をもたらすものの、「そんなの、いつでもありうる」規模である。水不足の関東の北部に豆台風が進めば、「万歳三唱」かもしれない。と言うと怒られそうだが。
今年の気圧配置の特徴は、夏の高気圧が日本の東海上にあって、日本列島を覆い切れていないことにある。このため、熱帯低気圧が関東地方か、その東の沖合を北上する。いつだったのかは忘れたが(1990年代のいつか?)、豆台風や熱帯低気圧が次々に関東地方付近を北上した年があった。今年は、それに似ている。
この豆ちゃん、関西観光にも来てほしいものだ。関西はええで。
2016/08/19