キガリから車でコンゴ国境へ向かった。ルワンダ国内は「千の丘の国」にふさわしく、アップダウンのある道が続くものの、舗装の行き届いた2車線の道である。4時間弱で国境に達した。
国境では賄賂が要求されて面倒ではと思っていたが、実際は簡単だった。ルワンダ側は何もなかった。行き先を聞かれる程度か。
歩いてコンゴ側の入国となる。こちらもあっさりしたものだった。泊まるホテルを聞かれる程度だった。ただし、パスポートとともに、黄熱病の予防接種だけはチェックされる。少し手間取ると(要するに言葉がフランス語か、フランス語訛りのある英語なので)、現地ガイドが助けてくれる。ちなみに、メインルートである首都キンシャサでの入国も、現地ガイドに言わせると大した問題はないとのことだった。
写真はルワンダ側からの国境である。コンゴ側からも撮ろうとしたが、コンゴでは警官がいる場での写真は原則して不可とのことで、撮れなかった。
実際、これは後日のことだが、ホテルの前で写真を撮ろうとした(撮った?)同行者が警官(本物かどうか不明)から質問を受けた。現地ガイドも、コンゴ国内での写真には神経質だった。
国境を越えるとすぐに(正確には国境を挟んでルワンダ側とコンゴ側の町が続いていて)ゴマである。ここにホテルを予約してあった。ゴマはニイラゴンゴ火山の裾野、キブ湖の北端にある。東コンゴでは最大の人口がいて、100万人以上の都市と言うべきか。
2016/08/20