川北英隆のブログ

ニイラゴンゴはどんな山か

ニイラゴンゴはアフリカの大地溝帯に位置している。要するに地球の大地の裂け目に噴火する火山である。20年に1度程度、大噴火しているらしい。2002年には噴火した溶岩がゴマを襲い、キブ湖近くにまで達していた。
写真は、そのニイラゴンゴである。平らな部分の内側に大きな火口がある。
実は滞在期間の前半は大気が霞んでいて、クリアな写真が撮れなかった。乾季のチャンスをとらえて焼き畑をやっているためなのか、ニイラゴンゴのガスの向きが悪いのか。
外見はずんぐりとした山である。キブ湖が1500メートル近い高度なので、そこから2000メートルの高度差である。登山口からすると、そんなに高いわけでない。
この付近の火山の最高峰はルワンダとの国境にある火山(休火山)、カリシンビ山 (Karisimbi)、4507mである。一度だけ見ることができた。
また、近くにニアムラギラ山(Nyamuragira)、3058 mというのがあり、こちらはハワイの火山のように緩い溶岩を噴出しているようで、ほぼ毎年噴火しているとか。
以上、なかなか魅力的な地域である。
ニイラゴンゴ.JPG

2016/08/24


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