湖東の3山、最初に登ったのが布施山である。標高241m、麓が110m少しであるから、130mの登りである。どこからでも登れそうなものの、今回はネットで調べ、そのとおりにした。
近江鉄道を大学前で降りる。この会社はプリペードカードで乗降できないから、小銭が必要となる。
駅の改札は線路の東側にある。駅のすぐ南側で線路を渡り、そのまま西南西に歩く。目指す布施山が目の前にあるから、迷うこともない。
田んぼの中の道(農道)は布施溜池の北側(布施山の東側)にある公園に続く。公園の西側に溜池の水の流出口があり、その上に橋が付けられている。橋を渡り、少し布施山の際を南に歩くと、右手に登山口の標識がある。
後は手入れされた、しかしあまり歩かれていない道を登るだけである。登る途中に山城の名残がある。頂上は本丸跡である。展望はない。
下りは、できれば南側への道を歩きたかった。しかし、(メインの道でさえあまり踏まれていなかったので)真剣に探さなかったのだが、下る踏み跡を見つけられなかった。強引に突っ切れば下りられただろうが、まだ2つ登るべき山があるので、大人しく往路を戻った。登山口から、登り15分、下り10分程度である。
写真は大学前付近から見た布施山(写真の右のピークが頂上)である。頂上の下、背の高い紅葉した木は公園のメタセコイアである。
2016/12/07