川北英隆のブログ

左々舎で奈良の日本酒談義

昨日、贔屓にしている左々舎で食事会(飲み会かな)をした。予定していた一人が前日、風呂場で滑って入院した(幸い頬骨を骨折した程度ですんだ)とかで、欠席だった。
料理は当然ながらフグ、酒はビールを1杯飲んでからヒレ酒だった。
ヒレも何回か注ぎ酒をしているとふやけてきたので、仕上げに日本酒を飲んだ。というのも、最初から「(奈良)生駒の酒、生長」というのが気になっていたから。地元、奈良の酒だったこともある。一緒だった一人も実家が奈良である。
飲んでみるとなかなか良かった。左々舎の主と少し酒の話をしたところ、生長を気に入っているとか。そこで奈良の日本酒を紹介することになった。
1つは、大和郡山市、中谷酒造の「豊臣秀長」である。父親が懇意にしていた。萬穣という銘柄もある。場所が大和郡山市番条町だからである。
もう1つは奈良市、豊澤酒造の「豊祝」である。「豊臣秀長」は飲んだことがないが、「豊祝」のメーカーの方は父親が取り寄せていて、遺産として3本くらい残っていたと思う。「吉兆」という銘柄だったと思うが、飲んでみた。少し甘口で美味かった。
この豊澤酒造、奈良市今市町にある。最寄り駅はJRの帯解である。「おびとけ」と読む。安産のお寺、帯解寺がある。宮内庁御用達でもある。
そもそも帯解の東側にある正暦寺は日本酒発祥の地としても有名である。豊澤酒造はもちろん、奈良の日本酒が美味くて当然だろう。
昨日は「帯解」をキーに左々舎がメーカーを検索していた。検索に際して「おびとけ」と口頭で何回か伝えていたが、酔いが冷めてよく考えてみると、セクハラの地名もしれないと思ったりしてしまう。地名だから仕方ないが。

2017/01/13


トップへ戻る