困ったことが年始から起きている。最初は大したことではなかったのだが、沖縄から帰ってきてから、パソコンの調子がおかしくなった。立ち上がらないか、立ち上がっても、すぐに画面が固まる。
いろいろと試しても悪くなるだけだった。仕方ないのでメーカー(ヒューレット・パッカード、HP)のサービス係に電話した。1時間ばかりやり取りし、相手の指示のままに操作してみた。しかし、改善しないどころか、悪化してしまった。最後に電話口の姉ちゃんが言うには、「部品、ハードディスクかマザーボードが壊れたのだろう」「HPでは3年以上経つと部品を保有しない」「修理をするのなら近くの業者に依頼してもらいたい」と。
修理に出すにしても、クラウドを使っていないから、パソコン本体に多くのデータがある。抜き取られていけないデータもある(データ全体はバックアップしてあるので問題ないが)。そこで、何とかパソコンを立ち上げ、必要最小限、外部に流出しては困るパソコン内のデータを消しておこうと思った。
と、立ち上がるではないか。しかも、何もなかったかのように快適に動く。思い出したのはカミさんの一言、「冷えているからとちゃう」である。いろいろやっているうちに室温が高くなっている。そうかもしれない。
翌朝、パソコンのために暖房を入れ、電熱器で側面から温め、スイッチを入れると、やはり立ち上がった。その後も、温めてからスイッチを入れるようにしている。快適である。
思うに、パソコンも老化するのだろう。といっても、買ってから4年くらいしか経っていないのだが。最初に書いたHPの姉ちゃんの発言からすると、パソコンの寿命は3年くらいなのかも。
昔、実家で飼っていた何匹かの猫のすべては、決まって2、3年でいなくなった。そんなものなのかも。猫が「パソコンと一緒にすんな」と怒るかもしれないが。
要するに、今使っているパソコンは墓場に片手片足を突っ込んでいるらしい。南無阿弥陀仏である。
2017/02/16