川北英隆のブログ

auのポイント会員で悪戦苦闘

auにはWALLET Marketがあり(auの携帯を使っていたら誰でも知ってるかな)、そのサイトに会員登録しようとした。ポイントはあまり好きでない。そんなんより「即、現金割引」がいい。
そんなポイントへの会員登録には理由がある。1つは携帯がauだからである。「auが一番」というこだわりがあるわけではなく、消去法でそうなっている。
最初の携帯はドコモだった。はるか昔のこと、理由は忘れたが、ドコモを解約した(海外旅行で使うのにauの方が便利だったからかも)。
解約のついでに、不要な携帯を処分してくれと申し出ると、勝手に処分しろと言われた。この一言で、「アホな会社やな、二度と使わへんやろ」と思った。環境問題が言われ始めていた時期なのに、それへの配慮が皆無だった。当時、ソフトバンクの携帯がなかった。乗り換えたauに別に支障がないので、そのまま続いている。
そのau、最近は保険や物販に注力しているとか。国内携帯市場が飽和に近いからだろう。携帯料金のポイントも、その物販で使うように変更され、最初に書いたWALLET Marketで使うようになった。
本題に入ると、その会員登録が不便極まりなかった。会員登録しようと思った理由は、ポイントを使うためではなく、相続したKDDI株が株主優待の金券を送ってきて、その使い道がWALLET Marketでの買い物しかなかったから。優待金額で牛肉ぐらいには交換できる。つまり食欲に釣られた。
このWALLET Market、au自身が当初から制度設計(システム設計)していなかったようだ。はるか以前、契約当初に届いた通知書にはIDやコードや暗証番号やら、いろんな名称が錯綜している。そのうちのどれかを入力しないことには登録ができない。何回か試みたが、初期設定した暗証番号が不明なので(いずれ暗証番号が必要になるとは思ってもいなかったので、記録してなかったこともあり)、最後的に電話で問い合わせするはめになった。
応対してくれた姉ちゃんがあっさりとIDとパスワードを設定してくれ、口頭で伝えてくれた。安心してWALLET Marketに入ることになったのだが、それでも難しかった。
そもそも入力箇所が多すぎる。しかも、時間が経過したからだろうか、ようやく終わるかなと思った瞬間、エラー表示が出て、最初に戻れと指示される。
それでも、入力すべきことが絞られていたので何とかなった。最終的に判明したのは、初期設定した暗証番号が「僕の記憶のとおりだった」ということである。「何のこっちゃ」と思った。
「もう少しましな、こんがらがらないシステムにしろや」、「稲盛はんが自分で処理したのなら、怒鳴りまくるやろな」、「そもそも顧客を呼び寄せるシステムではないな」、「なんでここまで厳格にしないといけないのやろ」と思った次第である。
アマゾンのすきっとしたシステムに慣れている。それに比べて「しょぼすぎる」と思わざるをえない。多分auの出自が国策会社(国際電々)なので、その悪しき伝統なのかもしれない。

2017/03/25


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