家のベランダにも春が来た。今まで登場していない花として、ボケがある。クサボケである。国分寺に住んでいた頃から家で咲いている。
中央線の上野原の西側、トンネルの上にある御前山で昼寝をしていた時、付いてきた。20年は経つだろうか(調べると1990年だった)。初春、いつも小さな赤い花を咲かせる。野生だけになかなか強い。
鴨川はもちろん、いろんな所に背が腰くらいまであるボケの花が咲いている。それと比べて家のは背が低い。クサボケとよく見かける園芸種とは同じなのか。少し調べても区別がつかなかった。
まあ、気に入ればそれで十分。今年も春早く、赤い花をいっぱい咲かせてくれたことに感謝である。
追記:カミさんが言うには、クサボケは八王子の知り合いにもらったと。2つの経路が混じっているのかもしれない。いずれにせよ、古い話である。
2017/04/01