川北英隆のブログ

郵便ポストに手を食われる

はるか以前に書いた記憶のあるのが、郵便ポストの欠陥である。その欠陥、改善されることなく放置されている。これまで大きな被害がなかったのだが、先日、手を食われてしまった。
ローマの休日みたいな優雅なものではない。
欠陥は、投入口の内側にある。手紙類が滑り落ちるようにという仕組みのようで、どうも針金を折り曲げたようなものが取り付けられている。投入物や投入の仕方によって、その針金に引っかかってしまう。
とくに、薄い葉書、大きな郵便物が危ないようだ。正面からまっすぐに入れないと問題が生じかねない。
先日、レターパックに校正したゲラを入れ、投函しようとした。少し斜めに入れてしまったようだ。レターパック自身、大型郵便の投函口ギリギリの大きさである。それに先日のは厚みもあった。そのためだろう、その内側の針金に引っかかり、投函できなくなった。
仕方なしにもう片方の手(左手)も入れ、まずレターパックを少し引き出し、まっすぐにしてから手を放した。何とか投函できたものの、そのごたごたの時、左手の甲を投函口の上部の金具にぶつけたようになってしまった。食われたわけだ。
この投函口の金具、ポストの設置主に似ず、なかなか鋭い。「あ痛っ」ということで、今でも内出血の痕がある。
これも前に書いたが、この企業の経営者自身、郵便物を自分で投函することがないのだろう。だから、すぐにでも判明する欠陥に気がつかない。情けないことだ。
ついでに書くと、そんな企業の株式を買うのは要注意である。なかなか素晴らしい事例だと思う。
追記:「郵便ポスト 引っかかる」で検索したところ、同じ問題に遭遇した書き込みがたくさんある。

2017/04/04


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