大文字山を遠くから見るとヤマザクラがあることはすでに書いた。それを間近に見ようと、今日は山に入ったようなもの。以前も見ているものの、意図して見るのは初めてだろう。
ヤマザクラは他の木々に混じって咲いている。登山道の横にあればともかく、遠いと見つけるのに工夫がいる。その工夫は花びらである。道に1つ、2つと落っていると、近くに桜がある。
大文字山を単純に登って下りるだけだったが、そんな道の傍でも、何箇所もヤマザクラが咲いていた。1本咲いていると、多くはその周囲に何本かある。種が落ちるのだろうか。そんな桜の下を通ると、花吹雪だった。今日は満開過ぎ、しかも風がある程度あったため、よけいに舞っていた。
とはいえ、林の中なので、他の木との競争で桜も背が高い。しかも今日は青空ではなかったので、なかなか写真を撮ることができなかった。そんな条件で、なんとか撮ったのをアップしておく。全体の写真はやはり見栄えしなかったので、一部分を切り取った。
2017/04/17