大文字山でついでに見つけたのがイヌザクラと思える花である。詳しくないため、確信がないものの、樹皮は明らかに桜である。この手の桜(ウワミズザクラなど)の花は房状に咲く。
イヌと名がつくものは「つまらん(しょうもない)」という意味があるそうな。そんな先入観を持って見ると、その名に反して驚くほどに「かわいい」。しょうもない言葉、イヌ言葉が感染ったかも。お犬さん、堪忍やで。
どう評価するのかは写真を見て欲しい。なかなか素晴らしい姿をしている。
同じ類のウワミズザクラが満開のところを京都の愛宕山で見たことがある。5月の初めだった。白く大きな房で、初夏にふさわしかった。
2017/04/18