昨日、日経新聞社に立ち寄った。記者と少し話をするためだった。大手町から地上を歩きながら、日経新聞の南側が再開発のために更地になっているのを見て、三井物産の知人AN氏から聞いた平将門の首塚のことを思い出した。
再開発している土地には三井物産の本社ビルなどが建っていた。今は工事用の塀で囲まれている。新しく高層ビルが建つと三井物産は戻ってくるらしい。
その再開発されている土地の南側の真ん中に平将門の首塚がある。その首塚だけは手をつけず、そのまま残すらしい。木が茂っているので、よく分かる。
再開発によってビルが2棟建ち、真ん中の首塚を囲むらしい。ネットで調べると、首塚の周辺は緑地になるとか。僕が訪れた時も、2人がお参りしていた。1人はワンカップの日本酒持参だった。花も生けられていた。
とにかく、首塚をまつわる祟りの話が多い。興味があれば検索すればいい。いろいろと出てくる。1つだけ書いておくと、そもそも将門の霊を癒すための神社が神田明神だったともある。確かに首塚は神田明神に向って祀られている。
写真は首塚の境内である。後ろに工事用の塀がある。右端に写っているのが首塚なのだが、正面から撮ると祟られるような気がして、横に少しだけ入れた。どんなのか怖い物見たさなら、これもネットを検索すればいい。そんな写真を撮った者の末路は不明である。
追記:アップした直後に気づいたのだが、このブログを書きながら聞いていた音楽はベルリオーズの幻想交響曲だった。これも将門の引力かもしれない。
2017/04/22