今年の京都は例年と比べて春の訪れが遅かった。おかげで3月下旬に咲く桜が4月に満開となり、月末にはウワミズザクラも満開になるという、きわめて恵まれた月だった。
その締めくくりとして、サワグルミ(多分そうだろう)の花をアップしておきたい。いつも歩く大文字山の日向神社側の登り口に2本ある。クルミと名が付くものの、実は食べられないらしい。
大きな木である。名前のとおり、沢に生えている。花は大きな房状なのだろうだが、遠いため、小さく見えている。
クルミの木がどんなものなのかを知ったのは7月の夏山登山で、確か飯豊か朝日に入った時だった。このため、クルミの木を見ると夏というか初夏を感じる。それまでは「チロリン村とくるみの木」のイメージしかなかった。くるみ割り人形なんて縁遠かったし。
5月になったものの、今年はもうしばらく、いい花に出会えるのかなと楽しみにしている。
2017/05/01