川北英隆のブログ

ホウの花

比良縦走での最大の収穫は、実はホウの花だったかもしれない。実家に2本植えてあった。うち1本は日当たりが良く、花を咲かせたが、水はけが悪くて枯れた。もう1本は日当たりが悪く、花が咲いたことがないと思う。
そのホウの花を今回、比良で見かけた。最初は堂満岳の山腹で、もう1回は打見山の登り口(スキー場の横)である。
ホウの花を知ったのは中学生の時だったと思う。奈良の城山(帯解の東)だった。山頂に立つと白く大きな花に気づいた。田植えをしていたお婆さんが親切に案内してくれていて、花の名前も教えてくれた。
ホウはモクレン科である。花にはかすかな芳香がある。たくさん咲いていたのだろう、その香りも運ばれてきていた。
飛騨高山でホウ葉味噌を知ったのはその後。味噌より花と思わなくもなかったが、こんなものかと思って食べた。
ホウの花をアップしておく。遠かったので小さくしか写っていない。葉の大きさと比べれば、花の大きさがわかるだろう。
ホウの花.JPG

2017/06/18


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