比良を釈迦岳から蓬莱山へ縦走した日、記念すべき日でもあった。というのは、カッコウ、ツツドリ、ホトトギスの3種類の鳴き声があった。いずれもカッコウの仲間、托卵で有名である。
托卵三姉妹とでも呼ぶべきか。鳴くのはオス、托卵するのはメスだから、鳴き声だけでは三姉妹ではないのだが。
厳密なことというか、姉妹か兄弟かはともかく、大きさはカッコウが最大で、ツツドリ、ホトトギスの順らしい。
その三姉妹の声を同じ日に聞いたのは初めてだと思う。数年前までツツドリの声を知らなかったこともある。有名ではなかったので。
托卵は企んでるに通じて(駄洒落かいな)、なかなかの表現である。でも、この托卵の評判はよろしくない。よく考えると、托卵できる環境にあるといことは、托卵する側もされる側も繁栄することに通じている。目出度いかぎりなのだが。このような環境がこれからも続くようにと願うばかりだ。
ついでに書くと、ジュウイチというのもいて、これもカッコウの仲間である。この声を聞きたいものだと思っているが、実現していない。関西にはいないのか。というので、ユーチューブでヒアリングの練習をした。聞ければ托卵四銃士である(今度はオスかいな)。
2017/06/19