ネットのニュースを見ていたら、黒田電気の株主総会で、株主提案(社外取締役の選任)が可決されたとか。株主提案が可決されるのは2009年のアデランス以来だとも。
提案したのは、旧村上ファンド元代表の村上世彰氏が関与する投資会社レノ、選出された社外取締役は安延申氏とあった。ここで、「あれれ」と思った。
安延申氏、通商産業省(現経済産業省)出身とあったから、ますます「あれれ」となった。ネットで顔写真を確認して、「多分」と思った。
通産省に出向していた頃、隣の課に安延申という名の、当時入省したてのキャリアがいたと思う。確認できていないが、ほぼ間違いない。先輩のキャリアが「申ちゃん」とか「申」とか呼んでいたので(漢字で書いたのがミソ)。
その「申ちゃん」が偉くなったものだと思う。1978年の入省だから、もう40年近く経つ。さもありなんだ。村上氏が1983年の入省だろうから、不覚ながら「申ちゃん」の方が年上だと、今日の今日、初めて知った次第である。
村上世彰氏と知り合った経緯を書いたことがないと思う。それは当面さておき、通産省出向当時の知り合いが株式市場に登場するなんて、世の中、不思議である。これから先、どうなるのかが楽しみである。注目したいと思う。
2017/06/29