北の将軍がミサイルを襟裳岬沖にぶっ放したそうな。アメリカに向けた示威なのか。ついでに、日本も敵だと言っている。ミサイルのコースを見ると、日本の陸地をほとんど通過しないように狙ったようでもあるが。
「ミサイルは5時58分ごろに発射され、6時6分ごろ北海道襟裳岬上空を通過した」と、政府が記者会見で述べている。
北のミサイル対策としてのJアラートも流れたらしい。「ミサイル発射を午前6時2分に、日本上空通過を同14分に(Jアラートが)それぞれ伝えた」(時事通信)とある。
以上からすると、発射のJアラートは4分遅れである。ミサイルは襟裳岬より前に津軽海峡付近を通過しているから、6時4分ごろに日本に達していたと考えられる。最初のJアラートから2分後くらいである。
問題は、そんな警報を流されたとしてどうすればいいのかである。たった2分で何ができるのか。自宅に防空壕を作っておいて、そこに潜り込めば何とかなるかもしれないが。
前にも書いたように、Jアラートは政府としてのアリバイ作りでしかないだろう。どうせやるならミサイルを打ち落としてほしいものだ。打ち落とせなかったら大恥、ますます北の将軍につけ込まれてしまうだろうが。
2017/08/29