西浅草、合羽橋界隈の飯田屋に行った。周囲はディープな雰囲気がある。もちろん老舗も並んでいる。一緒だったのが30年来の付き合いの3人である。長い時間の流れの中で各人の立場は大きく変わったが、変わらず定期的に飲み会をやっている。
今週は火曜日から4日間、飲み会が続いていて、疲れていた。セーブしているものの、やはり気疲れもある(ほんまかいな)。今日も、浅草に行くまでは前日のせいで疲れていたが、飲み食いが始まると、「そんな疲れ、どこにあったんや」となった。気楽な相手なので、自分勝手に振る舞えばよかったから。
最初にドジョウの唐揚げを食べた。ゴボウを細切りにして揚げた上に、ドジョウの唐揚げが乗っかっている。爪楊枝は大袈裟としても、そのくらいの小さなドジョウが物足りなかった。40年以上前、社会人になってすぐの頃、大阪は淀屋橋で食べた唐揚げのドジョウは普通の大きさで、湯飲みに立ててあった。それが気に入っていた。
次にドジョウ鍋を食べた。骨ありと骨抜きがあった。今回は骨抜きだった。ドジョウとゴボウを煮て、その上にネギをかけて食べる。これが美味かった。4人で2人前を頼んだところ、すぐに完食となった。ほとんど(といっても半分少し)を僕が食べたらしい。仕方ないのでもう2人前頼んだ。こちらは遠慮して1/5くらいしか食べなかった。
最後はうな重にした。4人で2つを注文し、分けた。これも美味かった。
食べ物が気に入ったし、変に飲み過ぎもしなかった。やはり古き友と和食の老舗が最高か。
2017/08/04